CRF50F・XR50R / CRF70F・XR70R エンジン系

デスモドロミックツインカム4Vシリンダーヘッドを採用したキットパーツです。
SCUT138cc 2点支持クランクシャフト
:ボア径57mm :ストローク量54mm :圧縮比11.6:1
推奨カムシャフト付属
クランクケースの加工は必要ありません。

商品詳細

デスモドロミックツインカム4V 138ccキット(2点支持クランク)

デスモドロミックツインカム4V 138ccキット(2点支持ク...

税込価格 578,600 円
対応車種 モンキー・ゴリラ・CRF50F/CRF70F
:12Vモンキー・ゴリラ(Z50J-2000001〜/AB27-1000001〜1899999)
:CRF50F(AE03-1400001〜)
:XR50R (AE03-1000001〜)
:CRF70F(DE02-1700001〜)
:XR70R(DE02-1300001〜)
品番 01-06-0048

適合詳細・ご購入はこちらから

デスモドロミックツインカム4V 138ccキット(2点支持クランク)

デスモドロミックツインカム4Vヘッドの特徴

デスモドロミックエンジン(強制バルブ開閉式機構)
オートバイの大半がインテーク、エキゾーストバルブの開閉をカムシャフトとバルブスプリングによって行います。
デスモドロミック機構は、特殊形状カムシャフトとロッカーアームによりバルブを強制的に開閉する機構で、バルブスプリングが無いことから高回転域でのサージングが起こらず、カムシャフト駆動に関わるフリクションが非常に小さいことが特徴です。

弊社製デスモドロミックツインカム4Vはモンキーの限られたスタッドボルト位置の中に8本のロッカーアームと2本のカムシャフトを精密機械の様に巧みに配置しながら設計されています。
デスモドロミック機構の特性に弊社のシリンダーヘッド開発技術が加わり、最高峰クラスの吸排気効率と高いエンジン性能を実現しました。
ツインカムデスモドロミック4Vは、今まで体感したことの無い高い出力特性とエンジンレスポンスをお楽しみ頂けます。

バルブ径 インテーク:22mm×2/エキゾースト:19mm×2 
排気ポートはモンキー(キャブレター車)と同位置にすることで専用マフラーでは無く、通常ラインナップのマフラーを使用することが出来ます。 

アルミ削り出しシリンダーヘッドカバー
シリンダーヘッド各部カバー類はすべてアルミ材を削り出し、耐腐食性に優れたシルバーアルマイトが施されています。又、アルマイトを施すことで、アルミ削り出しパーツを強調させ、シリンダーヘッドを美しく演出します。
ブリーザーホースを使用する場合のブリ-ザ-ユニオンが付属。

M8スパークプラグ
4バルブ化による最適なバルブ挟み角とヘッドのコンパクト化に伴い、M8スパークプラグを採用。

デスモドロミックツインカム4V 138ccキット(2点支持クランク) ロッカーアーム

ロッカーアーム/中空カムシャフト

ロッカーアーム(強制バルブ開閉式機構)
バルブスプリングを持たず、カムシャフトによりバルブ開閉を強制的に行います。
バルブスプリング式に対し動弁系の抵抗を減らすと共に高回転域で起こるバルブのサージングを無くし、高回転域での高出力とエンジンレスポンスを得ることが出来ます。
(閉じ側にのみバルブを密着させる為のスプリングを配しています)

中空カムシャフト
強制バルブ開閉式機構のカムシャフトには“開”と“閉”それぞれ独立した作用を行うカム山を備えています。
カムシャフトジャーナル部は両端ボールベアリング支持を採用し、始動時や低速からのカムシャフトへの摩擦抵抗を低減します。
キット付属カムシャフトは各排気量に適した推奨カムシャフトが設定されています。

デスモドロミックツインカム4V 138ccキット(2点支持クランク) Φ57スカットシリンダー

セラミックメッキシリンダー/ピストン

138ccのSCUT構造は特許を取得しております。
ボア径57mm
耐久性、気密性、放熱性に優れたオールアルミ製セラミックメッキシリンダーを採用。シリンダーには温度センサー取付け部を標準装備。弊社製サーモメーター内蔵メーター、又はサーモメーターをご購入頂くことでシリンダー温度を計測することが出来ます。
SCUT 138cc用:C1アダプター+M5温度センサー 
スカットシリンダーはオイルジェット機構を装備(特許出願中)
オイルジェットシリンダーはクランクケースの交換やクランクケースを分解し、オイル噴射穴加工、又はオイル噴射の為の部品を追加すること無く、シリンダーの交換のみでシリンダーやピストンなどにオイルを噴射することが出来るシリンダーです。
シリンダーの内面に直接オイル噴射穴を設けることで、ピストンスカート部、ピストン内壁をエンジン始動中は途切れることなくオイル噴射を可能とし、効率の良い潤滑及び冷却を行いことが出来ます。
138ccは鋳造ピストンを採用。ピストンスカート部には初期馴染みを良好にする為、モリブデンコートを施しています。

デスモドロミックツインカム4V 138ccキット(2点支持クランク) 54mmストローククランクシャフト

2点支持クランクシャフト

ハイパワーエンジンに対応する為、ロングストローククランクシャフト(54mmストローク)のジャーナルべアリングの内径を大きくした特殊ベアリングを採用。
これによりクランクシャフトの応力が集中するジャーナル部のシャフト径を20mmから22mmにサイズアップすることが可能になり、強度を向上させています。
又、クランクシャフトに特殊表面処理を施すことで、更に耐久性を高めています。
ストローク量54mm

注意事項

ツインカムデスモドロミック4Vシリンダーヘッドを装着する場合、エンジンの長さが長くなり、ノーマルフロントフォーク、ノーマルトップブリッジ&ステムではエンジンがタイヤに干渉する為、フロント回りの変更が必要です。

モンキー・ゴリラの場合
弊社製各種フロントフォークキットの同時装着をお薦めします。
φ30正立フロントフォークキット装着車にSCUT138ccを取付ける場合、指定ステアリング&トップブリッジセット(06-02-0015)に変更して頂く必要があります。60mmオフセットタイプ
弊社製2ピースフロントフォークキット(10インチ用)の場合、フェンダーがヘッドに干渉する為、デスモドロミックツインカム4V SCUT138ccとの同時装着は出来ません。

CRF50F/XR50R・CRF70F/XR70Rの場合
弊社ではフロントフォークキットなどの販売は行っておりません。又、社外製フレームやフロントフォークキットが販売されていますが、弊社では同時装着による取付け確認は行っていません。車両装着に関しましては、自己責任で行って下さい。
弊社製ディグクロッサーマフラーは同時装着出来ません。

グラフデータはこちら

pdfダウンロード

↑To top