■ 詳細
SP武川ではエンジン各部へ圧送されるオイル量、油圧、各部のオイルレベルを適正にする為、ノーマル比約50%増加を採用しております。
適正量のオイルが循環することで、駆動部の部品負担を軽減、冷却性能の向上、潤滑部分の油膜確保が可能となります。更にリリーフバルブ機能をオイルポンプ本体に内蔵することで、油圧制御が可能となり、油圧増加によるエンジンへの負担を軽減すると共に、安定したオイル循環を実現します。
オイルポンプの吐出量が多すぎる場合のテスト結果
テスト結果から吐出量を増加させすぎると、クランクケースにリターンするオイル量よりもオイルポンプによる吐出量の方が多くなります。これにより、高回転時にオイルレベルが下がりすぎ、エアー噛み状態が発生する危険性を確認しました。