■ デスモドロミックツインカム4Vヘッドの特徴
デスモドロミックエンジン(強制バルブ開閉式機構)
オートバイの大半がインテーク、エキゾーストバルブの開閉をカムシャフトとバルブスプリングによって行います。
デスモドロミック機構は、特殊形状カムシャフトとロッカーアームによりバルブを強制的に開閉する機構で、バルブスプリングが無いことから高回転域でのサージングが起こらず、カムシャフト駆動に関わるフリクションが非常に小さいことが特徴です。
弊社製デスモドロミックツインカム4Vはモンキーの限られたスタッドボルト位置の中に8本のロッカーアームと2本のカムシャフトを精密機械の様に巧みに配置しながら設計されています。
デスモドロミック機構の特性に弊社のシリンダーヘッド開発技術が加わり、最高峰クラスの吸排気効率と高いエンジン性能を実現しました。
ツインカムデスモドロミック4Vは、今まで体感したことの無い高い出力特性とエンジンレスポンスをお楽しみ頂けます。
バルブ径 インテーク:22mm×2/エキゾースト:19mm×2
排気ポートはモンキー(キャブレター車)と同位置にすることで専用マフラーでは無く、通常ラインナップのマフラーを使用することが出来ます。
アルミ削り出しシリンダーヘッドカバー
シリンダーヘッド各部カバー類はすべてアルミ材を削り出し、耐腐食性に優れたシルバーアルマイトが施されています。又、アルマイトを施すことで、アルミ削り出しパーツを強調させ、シリンダーヘッドを美しく演出します。
ブリーザーホースを使用する場合のブリ-ザ-ユニオンが付属。
M8スパークプラグ
4バルブ化による最適なバルブ挟み角とヘッドのコンパクト化に伴い、M8スパークプラグを採用。